2018年06月22日
表現教育=プレゼン能力が身につく学校
何十人もの大人を前にしてのスピーチ。自信を持って淀みなく話す姿。それも日本語ではなく英語で。そして、プレゼンテーターが大人でなく高校生だったとしたら…
堺リベラル中学校・高校の入試説明会に参加すると、毎回のようにそんな姿を目にします。
この学校が力を入れているのが「表現教育」です。スピーチ、プレゼンテーションだけでなく、学期やダンス、演技などでコミュニケーション能力や自己表現力を伸ばすとのこと。
これらの力は日本人が苦手とするところかと思います。こういった教育をしている学校はあまりないようですね。
一昔前のイメージが一新?
愛泉学園、堺女子、私たち保護者世代には、正直なところあまり良いイメージがないかもしれません。
正直なところ、10年前に中学校を新設するとお聞きしたときには、懐疑心しかありませんでした。
姉妹校の香ヶ丘リベルテ高校には昔のイメージの生徒がゼロではありませんが、堺リベラルは実際に見るとイメージが変わります。
体育館、カフェテリアをリニューアル。正門も心なしかキリリとして見えました。
公立回避型の中学入試にも対応
一昨年までは3か年コースと6か年コースに分かれていました。それがコースとしては一本化しての募集になっています。
中学3年生に進級する際に外部の高校に進学するクラスか、堺リベラル高校に進学するクラスを選べます。
外部に進学する場合は10月に内部進学試験があり、堺リベラル高校に進学できる切符を持ったまま、2月の私立高校入試、3月の公立高校入試を受験することができます。
公立高校に進学する際の学校平均評定、学校全体の評定をその数字に合わせるという制度です。この値が公立中学校平均3.36のところ、堺リベラル中学は3.66だったそうです。
教頭先生によると、クラスの半数が「4」か「5」を取れるとのこと。場合によっては公立中学校の内申点争いよりは有利かもしれませんね。(有利・不利は、どんな生徒が同じ学年に在籍しているかにもよります。)
地元の公立中学校が荒れていて、どうしようかとお悩みなら、一度見学に行ってみてもいいのではないでしょうか。
高校からの入学は専願のみ
高校入試は3科目(国語・数学・英語)で専願のみの募集です。
昨年は募集定員を上回っていることもあり、今年も強気の姿勢ですね。
特待生度
堺リベラル中学校の特待生基準
10月、11月に行われるプレテストか1月19日(土)のA日程入試のいずれかで基準点を満たすと特待生として授業料などの免除があります。
特待生A
いずれかのテストで国語・算数の合計点が200点満点中180点以上
入学金・授業料とも全額免除
特待生B
いずれかのテストで国語・算数の合計点が200点満点中160点以上
授業料のみ全額免除
特待生C
いずれかのテストで国語・算数の合計点が200点満点中140点以上
授業料のみ半額免除
プレテストで特待生を獲得できたら、受験するというのもアリですね。ただし、A日程の入試は必ず受けなければなりません。
堺リベラル高校の特待生基準
特待生A
中学校での実力テスト(5教科)合計350点以上
または、評定(5教科)22以上
入学金・制定品代金とも全額免除
特待生B
中学校での実力テスト(5教科)合計300点以上
または、評定(5教科)22以上
入学金・制服代金とも全額免除
興味を持たれたら、学校見学などに参加してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。