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テスト結果に一喜一憂しよう

2018年04月30日

「テスト結果に一喜一憂してはいけない」ってホント?

おーっ、上がってるー!やったー!!

えーっ、何で…。勉強したはずやのに…

今日から模擬テストの返却をしています。

結果を見て、悲喜こもごも、思わず感情が口をついて出ます。

塾に入って来たときは適正校=その時点で行ける学校がないという状態だったのが偏差値20ほど上げて、あと1歩で平均。

「算数が苦手で…」といっていたのが平均を遥かに上回る結果。

もちろん華々しい成績ばかりではありません。

中学3年生で成績がダウンしてしまい焦る生徒もいます。

春休みに頑張っていたのに、あと少し目標に足りず悔し涙の中学2年生。

「テスト結果に一喜一憂してはいけない」とよく言われます。

でも私はそうは思いません。

テスト後に感情をしっかりと出すことが次につながる

頑張った結果、自己ベストを更新。それなら嬉しさをガッツポーズなど全身を使って表現すればいいと思います。

前回の反省を生かして講習で頑張ったのに思うように点を取れなかったら悔しさでいっぱいになるでしょう。それなら泣いてもいいでしょう。

目の前の成績に冷静なのは、いつも目標通りの点数を取っている超優秀な生徒か、「勉強してないから点数がいいはずはないよね…」という開き直り派か。

あまり感情を表に出さない冷静な子、大人しく見える子も表に出さないだけで、心の中では喜びや悔しさで波立っていることでしょう。

人前で感情を出すのが照れ臭いのなら、一人でいるときでも構いません。結果が出たことに対して、喜びや悔しさをしっかり味わおう。

感情を出しっ放しにしない

大切なのは一喜一憂して、感情を爆発させて終わりにしてしまわないことです。

嬉しい結果が出たのは、何をどう頑張ったからでしょうか?

残念な結果になってしまったのは、何がいけなかったのでしょう?

次回、人に自慢したくなるような点数を取るためにはどうすべきでしょう?

いつから始めるのがベストでしょうか?

ぜひ、テスト結果に感情を爆発させてください。

そして「次の一手」をしっかりと打ってください。

鉄は熱いうちに打て

また感情を伴った記憶は忘れにくいと言われます。

出来るはずなのに、ミスをしてしまったあの問題。勉強したのに思い出せなかった問題。時間が足りなくって解けなかった最後の問題。

そんな問題もテスト結果が返ってきたら、すぐに復習してしまいましょう。

感情は日が経てば収まります。そうなってしまうと感情を利用した勉強はできなくなってしまいます。

「鉄は熱いうちに打て」と同じで「間違いは感情の熱いうちに復習せよ」です。

できるだけ早く復習してみてくださいね。

 

 

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