2018年05月20日
4回にわたって書いてきたシンガポール国立大学レポート。今回は番外編です。
第1回はこちら:シンガポール国立大学に行ってきました①
第2回はこちら:シンガポール国立大学に行ってきました②
第3回はこちら:シンガポール国立大学に行ってきました③
第4回はこちら:シンガポール国立大学に行ってきました④
初めて訪れる国では、日本では目にしないところに目が行きます。そんな中で興味を惹かれたモノをいくつかご紹介します。
東南アジアならでは?
旅行に行くと行きたくなるのが市場やスーパーマーケット。何故だか分からないのですが魅かれます。こんな感じの山盛りになっているのが好きなんですよねぇ。
口に入れるモノとしては目にしないような、こんなカラフルなジュースもよく目にします。
水色のはブルーベリージュース。80円ちょっと。さすがに手が出ず、無難にスイカジュースにしときました。
電車に乗っていると、見たことのないものを発見!
「No durians」ドリアンは電車に持ち込み禁止のようですね。
あと、せっかくなのでシンガポールらしい写真も。
上海浦東国際空港にて
世界でも有数の都市になった上海。浦東(ぷーどん)国際空港にて。
今回のフライトは関空から上海経由でした。乗り継ぎの待ち時間が4時間も。何をしようか思案していましたが…
ターミナルはコンセントもあり、快適に過ごせます。パソコンを持っていたので仕事をしようかとも思いました。
でも初めての中国です。何かあるかなぁとターミナルの端から端まで歩いてみました。
20分以上かかったでしょうか、かなり遠いです。お土産屋さんや飲食店、コンビニなどが並ぶ中で面白いものを発見しました。
「星空間」と書いています。プラネタリウムかと思ったのですが…。リラックス空間なのかもしれません。マッサージチェアのようなものが置かれています。
プリペイドSIMカードの自動販売機。少し小さいのですが、右側のQRコードが見えますでしょうか?決済は全てスマホです。現金は使えないようです。現金しか使えない自動販売機が多い日本では考えられないですね。
そんなターミナルを出ると、まだまだ拡張工事中。滑走路のすぐ横で地面を掘り返しています。日本だったら仮設フェンスなどで入れないようにしているんでしょうが、そんなのは見当たりません。
今でも巨大なのに、拡張工事が済んだらどんな規模になるんでしょう。乗り継ぎの時間に余裕がなければ、焦るほどの広さになりそうです。そう考えると今回の4時間というのはちょっとゆっくりできるし、ちょうどいいくらいなのかもしれません。
変なカフェ?
ロボットが働いているということで「変なホテル」が話題になりましたね。宿泊したホテルのカフェにも人がいませんでした。
逆光で見づらい写真ですみません。テーブルの上にこんな案内だけが置かれています。
QRコードを読み取って注文するとドリンクなどを持ってきてくれるようです。
チェックしたみたのですが、缶ビールが900円。ちょっと手が出ませんでした…
決済システム後進国、日本?
写真は撮り忘れたのですが、タクシーに乗るとメーターの下に必ずQRコードが表示されていました。これもスマホで決済できるようです。
シンガポール国際大学のカフェテリアも学校専用のカードやスマホでしか決済できないお店がありました。
私たち日本人からすると現金で支払えないのは不便に思います。でもこういうシステムに囲まれて暮らしていると現金でしか決済できない方が不便なのかもしれません。
「中国ではスマホ決済が660兆円」「日本でも支払い時の現金決済の比率を下げていく」といったニュースを目にします。現地で実際に目にすると、この分野では日本より中国や東南アジアの方が1歩先を進んでいることを強く意識させられます。
でも何でもスマホで、となるのは便利な反面、いろいろな意味で恐怖も感じます。こういう感覚は日本人だからなのか、そうではなく個人的な感情なのでしょうか。
こんなことは普段は考えません。でも旅に出ると普段は目にしないものを見て、考えないようなことが頭を駆け巡ります。私にとっては、これも旅の楽しみのひとつです。
以上が今回の旅で見かけた気になるモノたちでした。これでシンガポールレポートはおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました。