2021年03月19日
タイトルで想像がつくかもしれません。
昨日、合格発表があった公立高校入試で全員合格とはならず、1名の不合格を出してしまいました。
コロナに負けず本当によく頑張った今年の中3生たちでしたが、私自身は力不足を感じた1年でした。
課題は教務面ではなく、いかに生徒さんたちが「真摯に自分と向き合う」お手伝いができるかということ。
①本気で志望校に行きたいと願い、懸命に努力した。
②本気で行きたいと願っていたが、明らかに努力が足りなかった。
③志望校への思い入れが薄かったが、懸命に努力した。
④志望校への思い入れが薄く、努力も足りなかった。
不合格になるにしても得るもの、次に向かうエネルギーが大きく違ってくると思うんです。
そういう意味で「本気で行きたいと願う」学校ではなかったとしても、「懸命に努力する」ことに意味を見出して行動につなげられませんでした。
もっともっと子どもたちのことを考え、話を聞き、本音を引き出し、向き合うことが足りなかったのだと反省しています。
しかし何よりの救いは、「次は〇〇大学に行きたい!」とすぐに前向きな気持ちになってくれたことでした。
入試に定員がある以上、不合格になる人は必ず出てきます。
残念な結果に、今も言葉にできないほどの悔しさを抱えている人もいることでしょう。落ち込んで、すぐには立ち上がれないかもしれません。
でも不合格になったことに、どんな意味を見出すのかは自分次第です。そこに寄り添うのも私の責任だと感じた今回の高校入試でした。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
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