2019年12月17日
プロの仕事
教室のエアコンを洗ってもらいました。
フィルターや目に見える部分は割とマメに掃除をしていたつもりなんですが、内部は恐ろしいほどの汚れでした。
こういったことは、やはりプロにお任せするのがいいですね。
エアコン掃除のプロの本職は
今回、清掃をお願いした方と少しお話をしたのですが、本職は新聞配達店の若手経営者さんなんだそうです。
新聞を購読する世帯がどんどん減っていて経営が苦しく、販売店仲間でも副業をする方が多いとか。それで色々な事業を検討した結果、土地勘のあるエリアでエアコン清掃のお仕事を始めることにしたとのこと。
エアコン掃除屋さんに学ぶ「生きるチカラ」
全く畑違いのお仕事を始めるのは、かなり大変なことだったでしょう。新聞配達店のお仕事をしながら知識とスキルを身につけないといけませんからね。
少し前に流行った本で『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の中に、「人生100年時代」「現役で働く年数が長くなる」「その中で何度か職業を変える必要がある」といったことが書かれています。
まさに、指摘されているような状況を今回、目にしました。
ここで大切なのは、「学ぶ力」なんだと思います。そして、それが「生きるチカラ」につながります。
新しい職業を何にするのか情報収集をして選択する力が必要です。そして新しい仕事のやり方についても学ばねばなりません。
なんで勉強するの?
よく「こんなん勉強しても意味ないやん」と子どもたちはいいます。
「何で勉強せなアカンの?」とも。
今、子どもたちが勉強していることで直接、将来の仕事に役立つことは少ないのかもしれません。
答えの一つは「学ぶ力を身につけること」だと考えます。成績を上げて入試に合格するのは塾に通う大きな目的です。
その過程で出来ないことでも出来るようになる、難しくても何とか出来るという体験をします。その体験を通して生きていくための「学ぶ力」を獲得してもらえたらと強く思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。