2021年03月13日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
卒業のシーズンですね。ついこの間、幼稚園や小学校、中学校、高校に入学したと思ったのに、あっという間に子どもたちは成長していきます。小学生だとランドセルに背負われるように小さかった子どもたちは、私たち保護者の方の背を追い越ししてしまったということも。
子どもたちの成長は著しく、心身ともに卒業式を迎えるころには頼もしくなっています。
4月になるとまた新しい環境に一歩を踏み出します。この一年間は我慢の日々でしたが、きっと子どもたちの人生において忘れられない一年となったことでしょう。次のステージでも充実した時間を過ごして欲しいと思います。
なんで勉強するの?
さて、子どもたちから、不満げな雰囲気を前回にこんなセリフを一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか?
「こんな勉強、将来つかわないやん」
「なんでこんな勉強必要なん?」
そんな子どもたちに答える形で知り合いの塾の方がブログを綴っていました。私も今回はこの子どもたちのセリフに対して、理科や社会についての返答を取り上げたい思います。
社会や理科の知識は大人になってから教養となる
中学生時代の私は、ほぼ一夜漬けで社会や理科の勉強をしていて、テストが終われば、「パーッと」覚えた内容を忘れてしまいました。
体系立てて知識をインプットしたり、興味の対象と知識をリンクさせて勉強する方法を知らなかったこともあり、テキストにあることを文字としてインプットするだけ。そんな勉強方法は、今から考えると非効率だったなぁと感じます。
いつ使うんだろうと思っていた理科や社会で習う知識は、大人になると色々な場面で出くわします。そして、普段は使わないけど、ふとした時にでてくる社会や理解の知識は教養という言葉に置き換わり、教養のある人ほど社会や理科の知識が豊富にあるように感じます。
ブラタモリをみるとわかる教養の大切さ
教養といえば、思いつくのがタモリさんです。ブラタモリという番組を一度は見たことがあると思います。タモリさんが色々な場所を訪問するのですが、毎回タモリさんの教養の深さに驚きます。
堺が取り上げられた時にも、断層の話や大小路のお話では摂津国と和泉国の国境だったようなお話を興味深そうに聞き入っていました。そして、毎回タモリさんのするどい質問には解説者の方々もびっくるするほどです。
興味があるから、色々なことを知っているのか?色々な知識があるから、さらに興味がわくのか?「鶏が先か卵が先か」とにているかもしれませんが、知識と興味はリンクしているのではないかなと思います。
教養のある人間になるために勉強するのではない
教養のある人というのは、教養ある人になりたいから勉強してきたのではなく、勉強したり自分で調べたり本を読んだりしてきた積み重ねの上に、結果的に教養のある人になったという方が正しいかもしれません。
色々なことに興味を持つためには、基礎的な知識が欠かせません。ということで、やっぱり社会や理科の勉強をしっかりと学生の時からやっておくほうがいいに決まっていますね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?