2019年12月15日
「成績が伸びないんです・・・」
今朝早く、恒例のランニング途中でたくさんの中学生を見かけました。
そう、高校受験生にとっては年内最後のテスト。五ツ木模試が開催されています。
11月の五ツ木模試の結果のあともそうだったのですが、この時期になると、こんな嘆きというか悲鳴に近い声を聞きます。
「成績が伸びてこないんですが・・・」
成績が伸びないということは?
入試もどんどん近づいてきて、残りの日数を考えると焦りますよね。
でも、成績って数字にすぎません。それをどう解釈するかで、気持ちも行動も大きく変わってきます。
12月も後半に入るこの時期。普通、受験生だったら余程でない限り、みんな一生懸命に勉強しているはずです。
全員が必死に努力をしているので、全員が前に進んでいるんですよね。
「成績が伸びる」ということは、「周りにいる誰かより多く点数を取った」ということです。全員が10点多く取ると、自分が前回より10点多く取っても偏差値は動きません。
だから、前回と成績が変わらないということは、「みんなと同じくらい伸びている」という解釈をすることができます。
冬休み。ここからラストスパート。受験にとってはプレッシャーもかかる一番しんどい時期を迎えます。
出てしまった結果がを嘆いても、状況が好転することはありません。
それなら現状を認めて、できるなら前向きにとらえ、今日一日を頑張って過ごせるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。