2019年10月04日
勉強する時間がない問題
「なかなか勉強する時間が取れないんですけど…」
そんな相談を受けました。よくある内容ですね。
と言ってスマホに使う時間を時間を減らしたり、何かを削ったりというのはイヤだというのが透けて見えます。
まぁ、それはそうですよね。
それならばとスキマ時間の利用を提案しました。
1日のうち15分だけ作ろうというお話です。15分だけならスマホを諦めなくても何とかなりますよね?
たとえ1日15分だけでも、1年続けると5475分=91時間15分にもなります。
では提案した内容を書いてみます。
「ながら時間」を作り出す
毎日決まってすることってありますよね。その時間を利用して勉強します。
例えば、歯磨き。歯を磨いている時間ってアタマは動いていないのではないでしょうか?洗面所に立って鏡を見るともなく見ているような…
その時間を漢字や英単語の暗記に充てることができますよね。
歯磨きだけでなく、トイレに入るときやお風呂で湯船につかっているときにも同じことができます。
目に入るようにする
これは私が考えたり実践していたことではなく、4人のお子さんを東大に入れた佐藤亮子さんがおっしゃっていたことです。
佐藤さんは息子さんの勉強を見ていて、少し記憶が弱いなと思った内容に目を留めます。その内容を紙に書いて、家じゅうのあらゆるところに貼り出しておいたそうです。
勉強していて覚えにくいものを暗記するときに有効ですよね。勉強時間を捻出しなくても、家の中を移動するだけで勉強していることになります。
決まった時間に少しだけ
先週からある中3の生徒が教室に残るようになりました。その日の最終授業が終わるとソソクサと帰っていたのですが、少しでも成績を上げたいと本気になって始めたことです。
授業後、質問で残ったり先生と話している生徒を横目に10分くらい勉強を続けています。
他にも朝起きてすぐに5分は社会の一問一答の復習をすることもできますよね。家に帰ったらまず机に座って計算問題を5問だけ解くというようなこともできます。
とにかく続ける
色々と書いてみましたが、いかがでしょうか?
しんどいことではないので、誰でもやれそうなことだと思います。
ただ1日やったからと言って効果があるわけではありません。継続して初めて、時間をかけてこそ効果が出てきます。だから何としてでも継続してくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。