2019年02月17日
先週の『「堺を歩けば。」を持って堺を歩いてみた』に続いて、今週も堺ネタを。
「堺と言えばは包丁!」と思い浮かべる方は少ないのかもしれません。でもプロ用の包丁では90%以上のシェアを誇るとか。
食材によって包丁を使い分けるプロの料理人。この物語には七種類の包丁が登場します。それぞれの包丁と食材、堺の食文化や伝統について、さりげなく蘊蓄(うんちく)がちりばめられています。
と言っても小難しい解説が続くわけではありません。中学生の読書感想文なんかにちょうど良さそうです。
そして、この物語の中には卒業生のご実家やお世話になっているお店、耳なじみのある町が次々に出てきます。そんなこともあって、一気に読み終えてしまいました。
若い女性の職人さんが主人公で爽やかな中にも自分の仕事について考えさせる内容があります。
堺に興味のある方、堺に縁のある方も、そうでない方もよろしければ。あ、でも中学生、高校生はテストが終わってからで。
最後までお読みいただきありがとうございました。