2018年11月01日
とにかく書けない…
「ちょっと書いたら行き詰ってしまって…」
「何を書いて原稿用紙を埋めたらいいのか…」
「とにかく指定の文字数を埋めるのが大変」
高校入試の作文でまず大変に思うのが、こんなことではないでしょうか。
※作文についての1回目の記事はコチラ『高校入試での作文攻略法』
「書けない」とひと口に言っても、「書き出しに苦労する」のと「指定の文字数を書き切るのに苦労する」のと2つのパターンがあるかと思います。
今日は「書き出し」についてのヒントをお伝えします。
※ほかに「こんな感じで書けないことがある」「筆が進まない」というお悩みがあれば、この記事の下のフォームからご質問くださいね。
型を決める
段落構成を決める
大阪府の公立高校入試では作文の文字数指定は300字です。よく起承転結と言われますが、300字だと4段落構成では段落数が多すぎます。
3段落構成か2段落構成がいいでしょう。
3段落構成なら「結論」「結論を説明するための具体例や根拠」「結論、将来に向けて」という構成が書きやすいかと思います。
2段落なら「結論」「結論を説明するための具体例や根拠+まとめ」ですね。
基本的に、どちらで書くのかを決めておくといいですね。そうすると入試本番で迷うこと、また迷うことによって時間をロスすることがありません。
書き出しを決める
第一段落の書き出しに苦労する人は、このように書くようにしてください。
「問題内容をそのまま」+「自分の考え」
あえて問題を単純化してみます。例えば「信頼について書きなさい」だったら
信頼とは、人間関係を築くうえで不可欠なものだと考える。なぜなら・・・ |
こんな感じですね。
これでスムーズに書き始めることができるようになると思います。ぜひ、試してみてくださいね。
第2段落の内容や「文字数を書くのがしんどい」といったことについては、また日を改めて書いてみたいと思います。
※ほかに「こんなの場合に書けない」というお悩みがあれば、ご質問くださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。