2018年07月01日
ココまで出ているのに・・・
「確かに勉強したのに・・・」
「教科書のあのページの下の方に出てきてたヤツ・・・」
「思い出せそうなのに、思い出せない・・・」
今回のテストで、上に書いたようなことはありませんでしたか?
中高生のころ、私はしょっちゅうありました。でも、それを活かせなかったんですよね。今思うと非常に残念です。
感情をセットにすると記憶に残りやすい
ところで、2週間前の晩ご飯のメニューって思い出せますか?
では、誕生日や旅行先での食事のメニューは覚えていませんか?
2週間前の晩ご飯は思い出せないのに、もっと前の日の食事でも思い出せることがあると思います。
それは「うれしい」「楽しい」という感情とともに強く印象に残っているからです。勉強でもそれを応用すれば記憶に残すことができます。
思い出せそうなのに答えを書けなかった問題って、悔しいですよね。その悔しさが残っている間に復習をしてしまいます。
一番いいのはテスト直後ですね。そうでなければ答案が返却された日がいいです。
「あと1問で目標点だったのに!」なんていう問題があれば、しっかりと記憶に残ることでしょう。
普段の学習に応用する
普段の学習にも感情と記憶を利用することができますよ。
数学などの問題を解いていて分からない問題に当たってしまったときは、どうしていますか?スグに解答を見ていませんか?
ここで感情を利用します。少しの間でいいので、「うーん」「分からん・・・」と思いながらも一生懸命考えます。
「どうやったら解けるんやろう・・・」その想いを強く持ってから解答を読みます。それで「なるほど!」と思えたら記憶に残りやすいです。
来週のドラマの続き、気になりませんか?
さて、ドラマや週刊誌のマンガなんかを読むと続きが気になりませんか。
そんな感情をツァイガルニク効果というそうです。
本当は前の段落で今回の記事を終える予定だったのです。書いてから寝かせている間に塾仲間の先生が同じような記事を書いているのを見つけました。
私なんかより数段アカデミックです。「ツァイガルニク効果」というのもその先生のブログで知りました。高校生指導専門の先生です。
その先生がまさに今回と同じような記事を書かれていました。よければ、その記事も参考になさってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。