トップ > ブログ > 雑記帳 > お稽古も勉強も「千里の道も一歩から」

お稽古も勉強も「千里の道も一歩から」

こんにちは、低学年担当の福島です。
昨日は2月22日ということで、猫の日らしいですよ。ご存知でしたか?

さて、かねてから挑戦しようと思っていた茶道を習い始めました。6回コースの3回を終え、ようやく折り返し地点です。

お稽古として続けられるのか自信がなかったので、カルチャースクールの6回コースをまずは申し込むことにしました。
堺に塾があるわけですし、折角なので堺にゆかりのあるお稽古を習いたいと思ったのですが、予想以上にてこずってます。

塾生の保護者の方には長い間お茶を学んでいる方もいるかもしれないので、私のお稽古の様子を綴るのはほんとに恥ずかしいのですが・・・

千里の道も一歩より

茶道は10年学んでいても「まだまだ日々学ぶことばかりですよ」とおっしゃる方もいるくらい奥の深い世界と聞きます。友人の中にも10年以上お稽古をつづけている子がちらほらいます。

長く続けている方々から、「迷っていないで始めてみなさい。楽しいわよー」「お茶はいいわよー」っと言われ、「そうかぁ、じゃあ私も大人になったし、そろそろお茶をやってみよう」とスタート。

しかし、言うは易く行うは難しとはよく言ったもので、私はお稽古に行くと毎回毎回冷や汗がだらだら。思うように体が動かず、息も絶え絶えです。ww

でも、入り口にたったところなので、泣き言ばかり言わずに前を向いて歩くしかありません。

何がそんなに自分を緊張させるのか?

第一 専門用語がわからない
第二 全体像が見えない
第三 自分の中に苦手意識がある
第四 一緒に学びはじめる仲間がいない

この4つが原因だと思います。

専門用語について

まず、お道具の名前がわかりません。ww
色々とお道具があるのですが、初めて触るものばかりです。先生が「はい、なつめを左手で持って。」っと私に言います。
でも、私の中では「なつめ?」????と頭の中が?でいっぱいになります。

そして、茶巾、茶筅、茶杓、柄杓・・・

どれもなんか似てますやん!と先生に言いたいです。「きっと叱られますね。」
文字を見れば想像つくのですが音を聞いただけだと、どれがどれなのかさっぱり。事前に少しくらい勉強してくればよかったなぁと後悔の嵐です。

他にもお道具だけではなく、「はい畳の縁までいっぱいに」と言われました。
「いっぱいって????」畳の縁を超えるのか、超えないのか、どこへ足を置くのか全くわかりませんでした。
あとから教えてもらいました。ww

一方でまったく知らない世界のことを知る機会が持てて、すごく勉強になるなぁと感じる自分もいます。つらいところばかりに目を向けずに、なんとか新しく学ぶことを楽しみたいです。

動作の一部を習うけれど、なかなか定着しないもんですね

一連の流れを最初から最後までいきなりできないので、袱紗(ふくさ)のたたみ方、お菓子の取り方、茶巾(ちゃきん)のたたみ方など、一連の流れの中の一部分を切り取って習いました。でも、完全にものにするところまでいかないので、言われるままに見よう見まねです。

たくさんの方が一緒に習っているので、自分一人が基本動作を稽古中に繰り返し練習はできません。

ですから、あとは自宅で練習となります。
しかし!自宅に戻ったころには習ったことを忘れてしまうんです。涙

だから一生懸命忘れないよにお稽古中は集中しています。周りの方の所作をじーっとみて、勉強させてもらっています。

一緒に学び、励ましあう仲間がいない

私が通っている教室は私以外はみなベテランさんばかり。みな「あうん」の呼吸で、準備をしたり、お稽古をすすめます。
アウェイ感が半端ないというのは、まさにこのことです。

おそらく、同じようなレベルの人がいるだけで、私のつらさは半減すると思います。6回のコースが終わったら、仲間がほしいので、4月から別のコースを取ろうかなと考えています。4月から新しく学ぼうとする人って意外と多いので、新しい人に巡り合うことを期待しています。

まとめ

この私の経験から何がいいたいのかというと、これって勉強とよく似ているなってことです。

初めて習う科目や分野があったら、やっぱりだれでも苦労します。すぐに成績はあがらないかもしれません。ある程度のレベルまで行くには、予習や復習をして何度も繰り返すことが大事です。専門用語を覚えるというのは、基礎的な知識事項を頭にいれると同じです。基礎的な知識事項を覚えてもいないのに、いきなり問題を解けるはずがない。

一度習っただけでモノにできるのはごく一部の人だけ。

練習したり、調べたり努力して、こなせるようになり、そして楽しくなるんですね。
前に進んでは、少し戻る。そして、また学び、進んでは戻るというようことをくり返して、少しずつ前進します。

お茶も同じですね。頭で分かっていても体が思ったように動かせるようになるには、練習あるのみです。そして、楽しめるようになるのは、まだまだ先の話なんです。あせっても仕方ないし、緊張するのも仕方ない。

あと残り3回のお稽古もきっと緊張の連続だと思います・・・小さい声ですけど、がんばります。

最後までお読みいただき感謝しています。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。よろしければLINE@にもご登録くださいませ。
友だち追加

ページトップ