2019年05月10日
よくある質問
模擬テストの返却も今日、明日で終了。全ご家庭とお話ができました。
お忙しいところお時間を作っていただき感謝しています。
こういった面談で必ずと言っていいほどご質問いただくことがあります。
それが「計算ミス」についてです。
生徒たちの言い分?言い訳?
生徒たちは計算ミスを見て、こんなセリフを口にします。
「凡ミス、凡ミス」「(計算の仕方は)分かってるから大丈夫」「ちょっと間違えただけ」
厳しいことを言いますが、こんなことを言っている間はミスは減りません。
学校の先生からの指示
でも学校の先生もちゃんとテスト範囲表などでミスをなくす方法をアナウンスしてくれているんですよね。
↑こんな感じです。
でも指示がキチンと伝わっていなかったり、生徒たちが実行していないのかもしれません。(思いっきり自戒を込めておきます。)
計算ミスを減らすために
では計算ミスを減らすためにどうしたらいいのでしょう?
普段の学習やテスト勉強で、こんな感じの行動をしていませんか?
ワークなどの計算問題を解いて、間違いがあったとき・・・
①丸つけをして、正しい答えを書いておしまい。
②解答の途中式を赤ペンで写しておしまい。
写真のテスト範囲表なら、提出物を仕上げるだけなら、これでいいかもしれません。
でもテストでミスを減らす練習にはなっていません。
ミスを減らすには、その原因をつかむ必要があります。
「符号のつけ間違い」なら、
①符号の見落とし
②途中式に符号を誤って書いてしまった
③スムーズに計算ができるようになっていないので計算結果が不安定
など原因があると思います。
①や②なら見直しをするときに途中式をチェックする必要があります。
③なら練習量を増やすしかないですよね。そのうえでミスがなくならないのなら①②のように途中式をチェックします。
よく「途中式をちゃんと書きなさい」といいます。それは計算を正確にするのに非常に有効ですが、ミスをした場合に見つけやすいというメリットもあります。
「計算ミス」を減らすために普段の学習でできること
①途中式を省略せずに書くこと ②途中式に間違いがないかチェックすること ③答え合わせをして間違えていたなら、その原因をチェックしてみること ④慣れるまでは、ある程度の練習量も必要 |
正直なところ、こういったことは「面倒くさい」と言ってやらない子が多いです。だからこそ、やれば差がつきますよ。特に1学期の中間テストは計算がたくさん出題されますからね。
中間テストまであと1週間。計算問題を解くときは、ぜひ確認してくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。