2019年03月01日
”春から受験生”たちの心の声
「受験生って言わたら、何かあせる・・・」
「何か不安な感じ・・・」
「受験勉強って、どうしたらいいのか分からんし・・・」
「計画的に勉強しろって言われても、何をしたらいいの・・・?」
月州中学校、大浜中学校では学年末テストが終了。殿馬場中学校は来週水曜日までですね。中学2年生にとって大阪府の公立高校、一般選抜入試までちょうど1年です。
保護者の方や先生たちから「そろそろ受験生なんだから・・・」と言われませんか。また、自分でそう思い始めているかもしれませんね。
「でも、そうは言われても・・・」
「具体的に、何をしたらいいのか分からない」
「間違えるのもイヤやし・・・」
本音はこんな感じでしょうか。
そんな不安を感じている”新”受験生にとって参考になる受験勉強の始め方を書きます。最後まで読んで、何か一つでも始めてみてくださいね。
受験までの日数チェック
今回は入試までのザクッとした計画づくり、中でも1学期の受験勉強のペースについてお伝えします。
まずは、カレンダー準備してましょう。入試までを大きな4つの期間に分けます。
①1学期、②夏休み、③2学期、④冬休み~入試まで、です。
ごく一部の人を除いて、私たち普通の人は覚えたことを忘れてしまいます。1回勉強して理解でないことはないし、覚えたものは忘れない。そんな超優秀な人でない限り1回だけの勉強で、入試で正解を書けるようにはなりません。
言うまでもないことですが、2回、3回とくりかえり勉強して、知識が定着して成績が上がっていきます。
そのために上記のように期間を区切って1学期、夏休み、2学期と同じ内容を3回繰り返して勉強しておきたいんです。
「1学期」は、学校の日程とは少し違います。「今日から1学期の期末テストが終わるまで」と考えてください。
「夏休み」は「1学期の期末テスト最終日から夏休みの終わりまで」です。
「2学期」は「2学期の期末テスト勉強に入る前、11月半ばごろまで」です。
「冬休み~入試直前」は過去問に取り組みます。
1学期に受験勉強に充てられる日数
さらに「1学期」のスケジュールを詳しく見ていきましょう。計画の一歩目は「何日、受験勉強に使えるか」を把握することです。
来週(3月4日の週)から1学期の期末テスト2週間前の6月10日の週まで15週間です。
ここから受験勉強に使えない期間を引き算します。
公立高校希望者は特に内申点を確実に取りたい。だから定期テストの勉強を遅くともテスト2週間前から始めるます。
あと、1学期には修学旅行も控えていますね。
だから中間・期末テスト対策の2週間と修学旅行で15週間から3週間を引きます。すると、1学期に受験勉強に充てられる日数は12週間、84日です。
1学期の受験勉強のペース
言うまでもないことですが、受験勉強とは、「中1、中2年で勉強した内容を5教科分、復習すること」です。
受験勉強に充てられる12週間で、何を使って勉強するのかを決めましょう。今まで使ってきた学校のワークでもいいですし、本屋さんで売られている受験用教材でも構いません。
まずは、その教材のページ数を確認します。そして、そのページ数を先ほどの勉強できる期間=12週間で割ります。
100ページあるなら、100÷12=8.333、つまり1週間あたり約9ページです。それが勉強をすすめるペース。そのペースで勉強すれば、予定の日までに準備した教材を仕上げられるということです。
例えば3ページを3日に分けてもいいですね。平日は1ページで土日に2ページといったペースでもいいしょう。
ペース管理で注意したいこと
ここで大事なのは、1週間で9ページというペース管理です。クラブや学校用事、体調不良などで一日遅れてしまうこともあります。でも、その週内で目標のページまで進められたらOKとしましょう。
教材を2年生の最後の単元まで復習するのですが、自信のある単元はサラッと進むでしょう。英語ならアルファベットの書き方やbe動詞の現在形など復習しなくても理解できている単元もがあります。だから最初は多めに消化するなど工夫をすると後半が楽になります。
学年末テストが終わってホッとしているところかもしれません。でも勉強する習慣がつきつつある今だからこそ、受験勉強に手をつけてくださいね。来年の今ごろ、あなたが「今の志望校」を受験できることを願います。
最後までお読みいただき感謝しています。