2018年11月06日
大阪府の公立高校の合格最低点
過去問演習。
早い人はそろそろでしょうか。未来アカデミーの生徒たちは期末テストのあとから取り組んでもらいます。
過去問を解いたあと、どうしても気になるのが合格最低点ですよね。
私立高校は過去問集や学校が配布している資料に掲載されていることが多いです。
でも公立高校は私の知る限り合格最低点は公表されていません。
模擬テストを運営する五ツ木書房や大阪進研が追跡調査をしているものの、これも全数調査ではありません。だから、ある程度は分かりますが、厳密なものではありません。
そして残念ながら、資料はマル秘で公表できません。
大阪府の公立高校入試、問題別の正答率
でも、公立高校は問題ごとの正答率を公表しています。
各問題ごとであり、学校ごとではありません。でも復習には役立ちますよね。
例えば、間違えた問題の正答率が70%だったら復習しておいたほうがいいですよね。
学校や得意科目かどうかにもよりますが、10%台ならそれほど神経質にならなくてもいいのかもしれません。
平成29年度の数学のB問題なんて、21問中6問が正答率5%以下でした。それが30年度では23問中1問だけと大幅に難易度が下がっています。
だから繰り返しになりますが科目ごとの得点だけでなく、各問題の正答率をチェックしてみてくださいね。
正答率を有効に活用するには
過去問を解くときには、合格最低点をクリアしていたら自信になります。それと同じくらい大切なのは、過去問演習から弱点を知り穴を埋めることです。間違えた問題から、その単元の復習をすることです。
理科や社会は全く同じ問題は出ないでしょう。でも繰り返し出題される単元もあります。
点数に一喜一憂する気持ちやよく分かります。点数をチェックしたあとには得点率などを参考に、しっかりと復習に取り組んでくださいね。
正答率が掲載されているサイトはコチラです。
「平成〇年度大阪府公立高等学校入学者選抜学力検査(一般入学者選抜全日制の課程)における府立高等学校合格者の学力実態調査」という59文字もある長~いタイトルの文書がそうです。
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