2020年07月08日
塾対象の入試説明会に参加してきました。と言っても今年はオンラインでの説明会。youtubeで動画を視聴するスタイルだったので、時間を選ばないのはよかったです。
各コースや進学先についてレポートします。
難易度が大きく違う5つのコース
近大附属は5つもコースがあり、高校入試での難易度はかなり違います。堺近辺の公立高校で例えると三国丘、泉陽、鳳、和泉、登美丘あたりの高校が1つにまとまっているようなイメージです。
Super文理コース
大阪府からの併願者の全員が公立トップ10校を受けたそうです。(2020年度入試)
来年度は2クラス80名の募集です。
国公立大学の合格率が70%台とかなり高いですね。
文理Ⅰ・Ⅱコース
それぞれ1クラス40名ずつの募集です。
国公立大学を目指すコースですが、2020年度入試においてⅠコースで初めて合わせた国公立大学の合格率が50%を超えました。
また8割の生徒が国公立大学か難関私立大学に進学するとのこと。(説明では関関同立、GMARCH、同志社女子あたりまでをカウントしていましたね。)
英語特化コース
3か月、6か月、1年間の7か国への留学があります。必須ではなく昨年度は70名中40名が参加したとのことです。
また英語の授業は1クラスを3つに分けて授業やネイティブの担任がつくなど充実していますね。またTOEICの平均が入学当初314点だったのが620点になっています。
2クラス80名募集(2021年度)です。
進学コース
第一志望が近大という生徒さんが多いコースです。
「楽に進学できるなら…」というのも多いのかもしれません。
上昇志向の高い生徒さん、入試で回し合格になり悔しい思いをした生徒さんは2年進級時に3つの文理コースにコース変更することが可能です。
今年度は8名が転コースしたそうです。逆に18名が3つの文理コースから進学コースに転コースしています。
近大へ特別推薦
基本的に無試験で近大へ進学することができます。(医学部を除く)
ただし学部には定員があり、3年生1学期まで成績や取得した資格、活動などを点数化したもので優先順位が決まります。
毎年98%前後の生徒さんが推薦資格をもらえるとのことなので、普通にしていれば近大に進学できるということですね。
これは近大専願での資格ですが、国公立大学を第1志望として併願で近大進学を保証してもらえる制度もあります。
英語特化コースと進学コースでは80%以上の生徒さんが近大に進学するとのことです。
来年度入試の展望
近畿大学の人気、私立大学一般入試の難化などを背景に支持を集めています。
近大への進学要件がかなり緩いのと、公立高校から近大に合格できるのが上位何%なのかを考えると「お得な」学校であると言えるでしょう。
来年度(2021年度)入試は上位コースでの募集人数が1クラス分減ったこともあり、少し難化するかもしれません。
学校説明会など
■オープンスクール
8月29日(土)13:00~(オンライン実施)
■学校説明会
第1回:11月9日(土)14:00~15:30 近畿大学11月ホール
第2回:12月5日(土)14:00~15:30 近畿大学記念会館
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