2018年09月08日
近くはないけど何とか通学圏内
四条畷学園、堺からは遠いイメージがあり、今まで希望者もいなかったため初めての訪問です。人生を通じても四条畷市に行くのが2回目という・・・
堺駅7:20発に乗ると四条畷駅に8:15着。駅を出ると目の前が学校です。すごく遠いイメージがありますが、近大附属なんかに行くのとほぼ同じくらいの通学時間ですね。
高校受験をしてさらに上位校を狙うという選択肢
四条畷学園中学校の特徴は高校受験を目標とする3か年コースがあることです。私立中学校はほとんどが中高一貫教育を掲げています。
大阪府の私立中学校で高校入試で他校へ転出することを前提とした3か年コースがあるのは四条畷、履正社、堺リベラルの3校くらいかと思います。
3年コース
高校受験をする前提の3年コースの中にも2コースあります。
英数発展コース
こちらが上位コースです。
「文理学科への合格率97%」「1クラス約30の卒業生に対して、文理学科18名、大教大天王寺1名、高専3名」どこかの進学塾の宣伝に使えそうですね。
今春の合格実績です。こんな実績を出せるんですね。
そんな成果を出した秘訣のひとつが「日直面談」。日々、進路や学習についての担任とのマンツーマンの面談を実施しているそうです。
また、クラブ活動も盛んな学校なのですが、英数発展コースの生徒が入れないクラブ、状況によっては入部に制限がかかるクラブがあります。
英数コース
合格実績は、文理学科11名、春日丘2名、八尾2名、清水谷1名、寝屋川1名など。ここに挙げたのは、南大阪でいうと和泉高校以上の難易度の高校です。
3クラス約100名の卒業生なので、こちらのコースも素晴らしい実績ですね。
このコースは制限なく、どのクラブにも入ることができます。
6年一貫コース
1クラス35名の募集と中高一貫校としては、かなり小規模。入試の難易度としては英数発展→6年一貫→英数の順です。
社会見学などは生徒たちが企画します。そのためクラスごとに行き先が異なるとのこと。
また研究テーマを自分で決めて発表する「自分プロジェクト」や生徒同士で教え合う「学びあい」などの取り組みも面白そうです。
入試について
受験科目
国算理、国算社、国算の3パターンの受験が可能です。
3科目で受けた場合、国算での得点と3科目での得点の高い方で合否判定をしてくれます。
また英検、漢検、数検4級以上、珠算、暗算準2級以上は最大20点の加点があります。
自己アピール入試
「小学校や地域でどのような活動をし、どのように成長したか」「その体験を中学校でどのように生かしていこうと考えているか」といったことをテーマに書いた作文で合否判定。
10月、11月に行われるプレテストを受けることが条件です。
何らかの事情で公立中学校には行きたくないけれど、中学卒業時に公立高校など自分で進路を選択したい人にはいい中学校だと思います。
具体的な難易度、合格判定、併願校など詳しくは、お問い合わせください。塾生以外の方もお気軽にご連絡くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。