2019年11月28日
今日も朝早くからたくさん参加してくれています。
朝7時過ぎの教室前です。
自転車がずらり。早くから来てくれることに感謝です。
今日がテストの月州中学校、浜寺南中学校の生徒たちにはポイントとなるところを少し伝えます。あとは黙々と最終チェックに余念がありません。
そんな早朝特訓3日目、生徒を送り出して新聞をチェックするとこんな記事が目に入りました。
「授業や仕事中にスマホなどでゲームをする人が7%」
「平日3時間以上ゲームをする人が20%弱」「休日は6時間以上の人が12%」「本来してはいけない状況(授業中や仕事中など)でよくゲームをする人が7%」などと書かれていました。
でも、これって客観的ではなくアンケートに答えた人の自己認識のお話。「スマホばっかりして!」「そんなにしてへんやんかっ!」という親子の認識の違いと同じです。現実としては、もっと多いのかもしれません。
実際に中学校の現場で起きていること
堺市の公立中学校では携帯・スマホは持ち込み禁止だそうです。でも現実問題として生徒たちに確認すると、学校にスマホを持ってきている人が多いと。
それで別の質問もしてみました。
「授業中にトイレに立つ生徒っている?」
これに対して、ある中学校はほとんどの授業で何人かの生徒がトイレに行くと言います。別の中学校では、ほとんど行かない。
(授業中にトイレに立つと、あとで冷やかされるので必死で我慢してい小中学校時代を思い出しました。保護者世代の方はご理解いただけますよね?)
同じ人間なのに、ある中学校では授業中に頻繁にトイレに立ち、ある中学校ではそれがあまり見られない。あくまで憶測でしかありませんが、想像はつきますよね?
授業中にトイレでスマホで何かをしている可能性が高いと思われます。
でも学校の先生からすると対応が難しいですよね。「トイレに行っていいですか?」「よーし、じゃあ持ち物検査から!」なんてことができるはずがありませんから。
塾の現場では?
で、塾において。お恥ずかしい話…。
先日、ある生徒がトイレでスマホゲームをしているのが露見してしまいました。(塾内では、休憩時間にスマホを使ってもいいというルールにしています。)
「トイレにスマホを持って行くな」「授業中など勉強をしている間はスマホを鞄の中に」などと警告を発してはいましたが、案の定です。
少しでも授業を進めたい先生と勉強から逃れたい生徒とのせめぎ合い。集団指導塾ではあまり見かけないのかもしれませんが、個別指導塾や流行りの自立学習塾ではよくある話なのかもしれません。
で、当該の生徒に対処法を考えてもらうと「トイレに行くときはスマホを机の上に置くか、先生に預けていく」とのこと。
その案を他の生徒にも適用して、ここ3日ほど試しています。
すると、想像以上に授業中にトイレに立つ回数が減ってしまいました。
そんなときにタイムリーな記事が掲載されていたんですよね。
でも難しいものです。何でもかんでもルールで縛るのもよくないし、かといって現実を目の当たりにして対応しないわけにはいかないし…
現時点で妙案が浮かんでいません。もう少しいい対処法がないか考えてみたいと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。