2018年03月27日
「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」佐藤航陽著 幻冬舎
貯蓄や資産形成といった内容ではありません。
「2.0」というのは旧来の概念から新しい概念に切り替わったものに使われるようですね。
「web2.0」のように。
インターネットをはじめとする技術革新によって形作られつつある「新しい経済」について解説しています。
その中でブロックチェーン、仮想通貨、シェアリングエコノミーなどの仕組みを解説しつつ、2.0ということで「資本主義から価値主義へ」という主張を展開しています。
あらゆる価値を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する1つの選択肢に過ぎません。(p165)
その人でなければいけない、この人だからこそできる、といった独自性がそのまま価値に繋がりやすいです。(p244)
ざっくり言ってしまうと、この先は「自分の価値を高めておけば何とでもなる」世界が実現しつつあるからです。(p228)
広告に惹かれて買ってみました。フムフムと納得はできる内容です。
でも、まぁ。まずまず、といったところでしょうか。
著者の主張する世界が現実のものとなってくることは容易に理解できます。いずれにしても自分を磨き続けないといけませんね。
新しいビジネスの用語の勉強、理解を深めるのにも役に立つ内容です。
教室に置いておきますので、興味のある人はお読みくださいね。
現中1、中2で公立高校への進学を希望される方はぜひコチラもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。