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近大附属中学校、2022入試説明会レポート

2022年06月23日

今日は久しぶりに入試説明会に参加してきました。

近畿大学附属中学校。最近の大学の人気に伴って中学校、高校への希望者も増えています。そんな近大附属中学校の説明会で聞いてきた内容をレポートします。

3つのコース編成

近畿大学附属中学校には3つのコースがあります。

中高一貫の卒業生のうち約6割が近畿大学に進学しています。国公立大学の進学者は1割です。

医薬コース

1クラス、40名募集

文字通り医学部や薬学部など医療系の大学・学部への進学を目指すコースです。
近畿大学には関西の総合大学では唯一、医学部があります。また薬学部もあります。こちらのコースでは、近大医学部と薬学部への特別推薦制度があるのが魅力です。この制度は評定平均と模試の成績で合否を判定する制度です。この制度を使って昨年度は医学部に3名、薬学部に7名が進学しています。

英数コースアドバンスト

3クラス、80名

「偏差値の序列にとらわれない進度指導」というのを強調していました。
国公立大学、難関私立大学、近畿大学、その他がきれいに4分の1ずつになっています。(難関私立にどこが入っているのか、その他の内訳は示されていませんでした)

英数コースプログレス

3クラス、120名

昨年度は8割弱が近畿大学に進学しています。
大学入試に関しては近畿大学への内部進学か指定校推薦を使っての進学を目指します。一般選抜への対策としての授業カリキュラムにはなっていません。

1万字の小論文を書ける力を6年間で養成するとのこと。その指導の中で人生で目指すこと、どのように社会貢献をするのかを考えるそうです。

コース変更の実態

各コースへの変更は中2から高1までの3年間、チャンスがあります。
3年間で50~60名くらいのコース変更があるとのことでした。

さすが近大

広報が非常に上手なイメージがある近畿大学ですが、紹介されていた中学校での取り組みも面白いものがたくさんありました。

ケンブリッジイングリッシュ

オールイングリッシュでの授業で、ネイティブと日本人の先生、2人一組で授業を担当するそうです。通常の教科書を使った授業とは別枠で週2コマ設けられています。

近畿大学での体験実習

中学生にとって、大学ってなかなかイメージできません。お隣に大学がある付属校ならではの取り組みですね。また、和歌山や湯浅にある研究所も訪問するそうです。

キャリアデザイン教育

自分と他者について深く考える取り組みです。産経新聞と連携した新聞作成・MY SRORY作成、日経新聞の「私の履歴書」使った人物探究(POLE MODEL)、企業研究などを行っています。

21世紀入試

一般の入試とは別に設けられている自己推薦型入試で、プログレス専願で約20名の募集です。入試の流れはこんな感じです。

エントリー

30分の自己アピール会への参加

出願・入試(算数のみ)

グループ面接

昨年度の入試の受験者数が示されていましたので記しておきます。

エントリー:37名
自己アピール会:30名
出願・入試:19名
合格者:17名

入試イベント

また入試について、前期入試の合格者で入学手続きをした人の割合が非常に高く、後期入試での合格率が低くなってしまったとのこと。

学校見学会は数分で定員に達していたそうです。今後もオープンスクールや授業見学会が予定されていますが、希望される方は早い目にチェックしたほうが良さそうですね。

 

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