2021年06月06日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
6月がスタートしました。じめじめして好きにはなれない季節ですが、あっという間に夏がきそうです。今年もマスクと共に夏を過ごすのかと思うと、少し憂鬱です。
ようやく私の母はワクチン接種予約することができたそうです。少しずつ周りでワクチンを接種した人が増えて、コロナ禍が収束に向かうことを祈ります。早く私もワクチン接種できれば…。
さて、今日は集中力についてふれていきます。
集中力とは
wikiによると、
「集中力(しゅうちゅうりょく)とは、一つの事柄に注意を集中して物事に取り組む能力」
と書かれていました。これは勉強に限ったことではなく、時間を忘れて本を読んだり、レゴをしたり、虫を観察したり、子どもたちの多くが日常でやっていることですね。そう考えると、「集中力がない」という子は少ないのかもしれません。
ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、ゲームを何時間もできることだって、ある意味「集中力がある」ということになりますね。ww
「集中力」が足りない娘を観察してみた
では、どうして子どもは勉強になるととたんに「集中力」がなくなってしまうのでしょうか。最近、考え込んでしまいました。
そこで、我が家の次女を観察してみることに。
例えば・・・
- 毎日の行動がルーティン化できていない
- 時間を意識しない、時計をあまり見ない
- 「ながら」行動が多い
- 準備が遅い
- 有言実行しない
- やらなければならないタスクをリスト化しない
勉強をする前に、集中できる環境・状況を準備
上記のように、「集中」しない子には何らかの共通点があるのかもしれません。
私は娘の行動をみて、ある結論に達しました。それは、そもそも「集中するための準備が整っていない」ということです。
勉強をし始めた途端「のどがかわいた~。」と冷蔵庫へ。
戻ってきたと思ったら、「鉛筆けずらないとー!」。
さらに5分後には、「トイレ!」
そして、保護者の方は「早くやりなさい!」
こんな状況よくありませんか?(うちではよくあることです。w)
子どもたちに集中力がないのではなく、集中する状況を整える前に勉強をスタートしたことが問題だということかもしれません。また、やらなければならないことを頭で整理整頓できていないことも問題なのかもしれません。
集中力不足への対策は?
では、放置していて、このよろしくない状況は打破できるのでしょうか?
「うーん、難しいなぁ。」というのが、個人的な感想です。
「すべて本人の責任」とばかりに突き放すことで、自己成長を促すという方法もあるでしょう。
反対に、1から10までやることを指示するという方法もあるでしょう。
これ、「0か100かどっちかしか選択できない!」と捉えがちですが、実際は50でもいいのではないかなと思っています。
あまりにも状況がひどければ、やはり強硬介入せざる得ないでしょうし、逆に落ち着いてくれば本人のペースに任せることもアリでしょう。
とりあえず、うちの子と同じようなやりとりをされているご家庭では、まず「タスクの見える化」と「一日の行動をルーティン化」を、1か月させてみてはいかがでしょうか。
集中するための準備ができるようになると、「集中」できる時間が延びるかもしれません。
ちょっと試してみます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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よく保護者の方からも「うちの子、集中力がなくて。」とため息をつかれる方がいらっしゃいます。