2021年04月13日
着信
少し前、春休みに入る直前のことです。
見慣れない番号から着信がありました。(塾の電話をスマホに転送しているので、よくあることなのですが)
声の主は1年ぶりの懐かしい声でした。
「せんせー、来週あたり遊びに行ってもいいですか?」
高校を卒業して大学生になる3年前の卒業生からです。
昨年の今ごろ、緊急事態宣言が出て学校も休校になり、そのタイミングで進路の相談に来てくれていた子でした。
「(進学先は)どこに決まったん?」と聞きたいのをグッと我慢して、その日を待つことにしました。
再開
当日、来てくれたのは4人。
公立高校に進学し、なぜかそろって全員、国公立理系志望だったそうです。
(4人中3人は昨春にも会う機会があり、その時点での志望校は聞いました。そして、全員その通りの学校を受けられる位置をキープできていたようです。)
そして大学入試の結果としては、1名が第1志望の大阪府立大学に合格、1名が第2志望の私立大学、2名が念願が叶わず浪人を選択しました。
勝因と敗因
2名は残念な結果でしたが、自らの選択で浪人を決めたとのこと。今回は上手くいかなかったけれど、強い志を持っているのが素晴らしいことだと感じました。
そして今回の入試の敗因は、口を揃えて「高校1年生の1学期にある」と言っていました。反対に志望校に合格した子も「高校に入ってキチンと勉強するようになったから」と同じようなことを言っていました。
また「中3のときに勉強していたやり方を高校に入っても続けたら、1年生でトップに立てた」とも。
何とも嬉しいことを言ってくれますね。やり方を知って、それを3年間継続できたことが結果につながったのだと思います。
後輩へのメッセージを聞いてみると「高1の1学期スタートダッシュが大事」とのことでした。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?