2020年10月17日
こんにちは、低学年担当の福島妙です。
今日は朝から雨模様。その上、ぐっと冷え込んでいるので、布団から出るのが嫌になる朝でした。
文系、理系どっちにいくのか
さて、先日高校に入学したばかりと思っている高校1年生。あれよあれよと時間がたちそろそろ文系、理系の選択を意識する時期になってきました。
ほとんどの高校が高校2年生になると、文系と理系のいずれかの進路を選択します。
そのため、高校1年生の間に少しずつ将来の進路から逆算して、文系、理系のどちらを歩んでいくのか考える必要があります。現時点で高校1年生はどうやって自分の進路を決めていけばいいのでしょうか。
たくさん情報を探し、主体的にインプット
①学校の担任、進路指導の先生と話す
まずはここからスタートです。今は様々な受験方式があります。どの受験方式でいけば良いのか、現状の大学受験そのものの仕組みについて理解が足りないのであれば、そこをきちんと説明してもらいましょう。また、文系理系それぞれどういう選択肢が将来あるのか聞きましょう。
②クラブの先輩と話す
先輩は1年前に同じように進路に関して悩んだはずです。どうやって文系、理系の選択を決めたのか、現在の選択をして1年生の時にイメージしていた授業とギャップはないのか。自分の悩みを先輩に伝えることで、先輩もきっと真剣に話をしてくれることでしょ。
③ネットで各大学の情報を調べる
大学には様々な学部や学科が存在します。まずはそれぞれの大学の特徴、学部学科の特徴を知って、どんな勉強に興味があるのか絞り込んでいきましょう。
また、オンラインでの説明会を実施をしているところがあります。ぜひ参加してみてください。そういった大学側からの情報をキャッチして、自分から主体的に情報をインプットしてきましょう。
本来であればオープンキャンパスに積極的に参加すべきですが、コロナの影響でほとんどの大学がオープンキャンパスを中止しています。)
④大学に足を運ぶ
現在、コロナの影響で大学に所属している学生以外の方が学校を見学にいけない場合があります。しかし、キャンパスツアーなどを予約制で実施している大学や自由見学のみ受け付けている大学もあります。ためらっているのであれば、各大学へ問い合わせをしてみましょう。
インプットが少ないと良いアウトプットはできない
勉強でも同じですが、たくさんの情報を蓄積すれば応用がききます。
しかし、このインプットの作業を怠ると、単純にすべての科目の比較で文理を選択することになりかねません。例えば「ほかの科目と比べ、数学が悪い」=「文系にいくしかない・・・」という結論しかないように考えてしまいます。それはもったいですね。
数学が悪いのは現時点であって、2年かけて数学を鍛えることもできます。数学が嫌いだから、理系にいかないという選択肢ではなく、まずは理系の情報、文系の情報をしっかりとインプットした上で、進路選択をするのが理想ではないでしょうか。
主体的に進路選択とするというのは、何もしなくでできるものではありません。
それなりに、時間と労力をかけてはじめてベターな選択をできます。(ベストと書かないのは、ベストの選択をしたかどうかは、本人が大人になってからしかわからないからです。またベターな選択をベストなものにするために努力をする必要があるからです)
だまってじっと座っていて、自分が欲しい情報が自分に流れ込んでくるということはありません。欲しい情報はしっかりと自分で収集しないといけないということが、大学受験のスタートに立つということではないでしょうか。
大学は学びたいことを学ぶ場です。学びたいことを見つけるためにも、しっかりと高校1年生から自分事として取り組んで欲しいと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?