こんにちは、低学年担当の福島妙です。
3,4か月前ほどに知人からメダカを10匹くらい譲り受けました。その後、順調に成長し9月にはいると卵が!まだ小さくて何匹いるのか不明なのですが、ちっちゃいちっちゃいメダカがたくさん生まれました。何匹残るのかわからないのですが、あまりに早い展開に驚きを隠せません。
さて、今日は先週末に参加したオンラインツアーについてつづっていきます。
オンラインツアーとは
コロナの影響で近場の旅行以外、なかなか行けなくなってしまいました。しかし、旅にでたい欲求は高まるばかり。
そんな方々のために出現したのが、オンラインツアーです。オンラインツアーとは、インターネットを使って旅をするというものです。
私はオンラインツアーがどういうものか知りたかったこともあり、過去に渋谷ツアーに参加したことがあります。もちろん、現地にいくほうが楽しいのですが、オンラインツアーは手軽に日本全国、世界各国にいくことができることもあり一つのコンテンツとして十分に楽しめますよ。
大阪の古墳ミュージアムオンライン見学会に参加
先週末に大阪の古墳ミュージアムをオンラインで見学できるイベントが開催されました。
八尾市立しおんじやま古墳学習館、高槻市立今城塚古代歴史館、大阪府立近つ飛鳥博物館、堺市立博物館の4か所を見学するという、壮大なオンライン見学会です!
4つのミュージアムの館長さんや学芸員さんたちがタッグを組んで、オンラインでつなける見学会。参加者は100名ほどで、全国からオンラインで参加しました。見学会の途中でアンケートをとってみると、参加者の3割は関東から参加でした。参加者は顔が見えるので、老若男女、小学生くらいの子も参加していました。
堺市立博物館
未来アカデミーの生徒さんであれば、一度は訪れたことのある堺市立博物館がトップバッターでした。
学芸員の方が古代の衣装で解説されていたのが、面白かったです。
各ミュージアムの持ち時間が限られているために、ミュージアムの紹介といっても、ごくごく一部を紹介する形でした。堺市立博物館の場合は博物館はいってすぐの、埴輪や須恵器などの土器の展示物を中心に紹介をされていました。
高槻市立今城塚古墳古代歴史館
こちらは高槻にある比較的新しいミュージアムです。ミュージアム外に設置されている埴輪の形をした遊具など、家族連れで楽しめる歴史館であることがわかりました。館内には出土した埴輪のレプリカなどが展示されており、定期的に埴輪を作成するワークショップなどを開催されていることも紹介されていました。
マスコットの「はにたん」の登場に参加者たちが「かわいいー」とコメントがたくさんきていたのが、面白かったです。
八尾市立しおんじやま古墳学習館
しおんじやま古墳学習館はミュージアムすぐ横に古墳があるため、カメラをもってリアルタイムで古墳へ向かいました。
この古墳はこのエリアの豪族の古墳と考えられているようですというようなお話があったり、古墳から見渡す景色などリアルタイムで見ることができ、参加者からは「おー!」と感嘆のコメントがありました。
大阪府立近つ飛鳥博物館
最後は、近つ飛鳥博物館へ中継は飛びます。こちらの博物館のポイントは、なんといってもミュージアムの設計を安藤忠雄氏がされているところ。そのため、ミュージアムの外から中継がスタートし、設計についての説明がありました。
その後、ミュージアム館内へ。さまざまな古墳から集まった出土品が展示されている館内を案内してもらい、大きな仁徳天皇陵古墳の縮小版ジオラマなどの説明がありました。
最後に
今回の取り組みは、「しおんじやま学びの場」というイベントが3月に100回目を迎えるということで、記念シンポジウムを計画されていました。しかし、コロナの影響で中止となってしまったことで、登壇予定だったミュージアムが協力して、オンライン見学会という新しい形で開催されました。
ミュージアムの方々の努力によって今回開催されたオンライン見学会は、電波の調子が悪いなどの不具合も多少ありましたが、とても素晴らしいものでした。ミュージアムの良さは、その場にいって色々な展示物を目の前で見ることができることです。
しかし、それがかなわないとなった時、インターネットというツールをつかってミュージアムの良さを伝えるということは、新たなファンを開拓することもできて大変意義のある試みだと感じました。
ぜひ機会があれば、いろいろなオンラインツアーに参加してみてくださいね。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。