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高校入試の出題範囲が縮小に、大阪はどうなる…

2020年06月13日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

じめじめした憂鬱な梅雨入り発表がありました。気分も沈みがちなので、明るい服の色などで気分をあげたいですね。

今朝の授業で生徒さんが鮮やかな黄色の服を着ているのをみて、「梅雨の時期に綺麗な色の服は素敵だなぁ。黄色かわいい!」と思いました。

高校入試出題範囲を縮小検討

さて、梅雨入りの発表とは別に、4都県の高校入試において出題範囲の縮小案が検討されているニュースが飛び込んできましたね。すでに奈良県に至っては、縮小決定。一方で、15道県は通常通り。残りに関しては、他府県の動向をみて判断のようですね。

縮小される分野は、中学3年生後半に学習する分野から出題しないなどの配慮を検討しているようです。

おそらく、縮小を検討している都道府県は休校期間が長った都市部が中心になることが予想されるので、大阪府の動向が気になるところです。

引き続き、この件に関してはしっかりとウォッチしていきたいと思います。

出題しない学習範囲はどうするのか

コロナの影響で学校が休校になったことで、様々な場所に波紋が広がっています。メディアでも取り上げられているように、学習格差が生まれているのも事実だと思います。

また、来週から大阪では通常授業に戻りますが、学校現場ではコロナ対策など普段ではなかったことに神経を使うこともあり、しばらくは落ち着いて学習が進められない可能性も否定できません。

今回の出題範囲も縮小については、短期的に見れば受験生に配慮した取り組みかもしれません。しかし、長期的な視点で考えると、中学3年生で学んでしかるべき内容が抜けた状態で高校生になることが、果たして良いことなのかしっかりと議論をつくしたのか気になります。

7時間授業や土曜日授業を行って、本来学習すべき分野をカバーするなど様々なシミュレーションを行った上で、ベターな決定をして欲しいと思います。

大学入試改革のように二転三転しないことを祈りましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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