2018年04月14日
こんにちは、低学年コース担当の福島 妙です。新学期がスタートして1週間が経過。そろそろ本格的に授業がスタートしていることでしょう。中学1年生にとっては、いよいよ英語との格闘が始まりますね!!
でも、すでに小学校から英語を学習しているので、昔ほど英語の授業に抵抗感のある子は減っているかもしれませんね。とは言うものの、授業の進め方は小学校時代の授業とは全く違います。だから、ある層の子どもたちにとって、つまづきやすい科目であることは今までと変わらないような気がします。
中学1年生が英語でつまずくポイントはまた別の機会に触れるとして、今回はリスニングの学習としてラジオ基礎英語(今更ですが。汗)について少しだけ触れてみます
ラジオ基礎英語とは
ラジオ基礎英語は、NHKラジオが配信してる語学番組で、なんと!1925年にスタート。100年近くもの歴史がある番組なんです!当初はNHKの前身にあたる東京放送局がスタートさせた番組だそうです。
現在、基礎英語は月曜日から金曜日にラジオで放送されています。一日に3回同じ内容の放送があるので、朝に聞き逃した際には夜に聞くことができます。また、朝に放送されたものを再度復習、定着のために夜に聞くということができる優れものです。あと、テキストもあり、毎月486円(税込)で販売されています。(や、安い!)
画像:http://www.nhk.or.jp/radio/info/app.html
アプリ「NHKラジオ らじる★らじる」で視聴可能なので、タブレットやスマホでも聞くことができます。
ところで、あなたはラジオ基礎英語お聞きになったことはありますか?
昔からある番組なので名前は聞いたことあるし、英語の勉強している人なら1度はチャレンジしたことがあると思います。でも、こういった強制力のないものって、私も含めなかなか継続できないんですよねぇ。
うちの長女の学校では、宿題として中1から「ラジオ基礎英語を勉強すること」が課されています。それで娘が中学生になってから、我が家でもラジオ基礎英語を聞くようになりました。本当はもっと早くから聞かせるべきでした…。
余談ですが、育児のいいところは、子どもの成長を通して私一人ではできない、もしくはやらないことが時に一緒に勉強するきっかけになることですね。w
ラジオ基礎英語って、実際はどうなん?
実際に聞いてみて、実用的でリスニングのトレーニングにはとてもいい教材だなと再確認しました。
英語学習において、必ずと言っていいほど指導者から発せられる言葉が「継続」!これです。特にリスニングは一朝一夕で力がつくものではありません。これは動かしようのない事実です。となると、手軽に負荷の少ない学習を早くからスタートし、継続することが大切になってきます。
手軽にスタートできる。そして同じ時間に毎日、勉強できる。それが、ラジオ基礎英語だと思いました。
ちなみに、ラジオ英語はレベル分けされており、NHKのサイトでは下記のような図で紹介されています。
図の引用:http://eigoryoku.nhk-book.co.jp/cefr
私は子どもの頃、どうやってリスニング力をつけたのか
現在70歳になる私の母ですが、私が子どものころからラジオ英語を毎日聞き続けています。(継続は力なりをまさに地で行くのが私の母です。w)そのため、母曰く「上手に英語は話せないけど、だいたい相手が何を言っているかはわかる」とのこと。
しかし、残念なことに私にはそんな忍耐力が遺伝しませんでした。でも、思い返してみると海外ドラマや洋画が大好きだったこともあり、結構早い時期から英語をわからないながら聞いていた?聞かされていた?ような気がします。
海外ドラマでは「The Cosby Show」「Friends」「Ally McBeal」「The West Wing」「ER」などを英語の勉強のために見ていた兄のとなりで、一緒に見ていた記憶がありますねぇ。
うーん、でも実際はイヤイヤだったような記憶もあります。w
ドラマを見ていても、英語だけだと何を言っているのか分からなくて、「日本語で見せてくれ!」と涙ながらに兄によく訴えてましたねぇ。まぁ、末っ子の私は家庭ヒエラルキーの末端にいたので、意見が通ることはほとんどありません。それで、半強制的に英語でドラマを見せられていたのかもしれません。
結果的には、そういう環境が私の耳を知らず知らずのうちに鍛えてくれていたのかもしれません。
ラジオ英語を聞けば、すぐに結果がでるというものではありません。でも、音楽を流すように、朝食時などにラジオ英語を流しておくだけでも、効果は後々出てくる可能性があります。そんなことを知っておいていただければなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。