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三日坊主は素晴らしい

2018年04月01日

新しいことを始めてみたものの続かない

新年度が始まりました。これを機に新しいことにチャレンジしようという方も多いかもしれませんね。

私もいろいろとやりたいことに挑戦してきました。スポーツジムに英会話、筋トレ、水泳、勉強会で学んだことの実践など。でも、なかなか続きません。

中学生だと、テストのあとは反省して、「ちゃんと勉強する」「テスト3週間前から頑張る」といった感じでしょうか。

また「世話をちゃんとするから犬を飼うことにしたのに、結局は全部お母さんがやっている」「部屋を片付けるって言ったのに、気づけば散らかっている」「お手伝いをする約束だったのに、やっていないことを指摘されてバトルになる」といったようにいくらでも挙げられそうです。

小学校時代を振り返ると、上記の例には全て覚えがあります。

三日坊主。辞書を調べると、「物事に飽きやすく長続きしないこと」とあります。はい、私は三日坊主の典型です。

三日坊主は素晴らしい?

三日坊主という言葉はマイナスイメージがつきまといます。しかし、ある勉強会で先輩経営者に「三日坊主は素晴らしい」と教えてもらいました。

三日坊主になるということは、何か新しい行動を始めたということ。だから、三日坊主は目標にチャレンジした証拠だ。

もし、三日坊主になってしまったら次の行動を取ればいい。10回も三日坊主になった人は、何もしなかった人よりすごく成長しているはずだ。

なるほど!そう考えるといいんですね。素晴らしく前向きな表現、捉え方に感動しました。

三日坊主にならないために

とは言っても、三日坊主にならずに継続し、習慣にできるほうがいいですよね。

習慣にするための方法はいろいろありますが、勉強についていえば2つの方法が有効です。

時間を決める

まず1つ目は勉強する時間を決めること。そして、できれば誰かにそれを宣言するといいですね。

「月曜の10時から1時間は社会の勉強をする」「朝ご飯のあとに10分間、英語の暗記をする」といったことを家族に伝えます。

できたらカレンダーにシールを貼るなど、やったことを見える化するのも続けるコツです。

誰かにフォローしてもらう

ライ〇ップがいい例です。スポーツジムで一人でストイックにがんばるなんて、なかなか続きません。

だからサポートしてくれるパーソナルトレーナーについてもらって、毎日の食事なんかを連絡しています。指導してもらうことより、それで続けられるからこそ「結果にコミット」なんて言えるのではないでしょうか。

未来アカデミーでは、プリントを印刷し放題、自習形式で進める学習サービスがあります。使い方としては、理科、社会の受験勉強や定期テスト対策に利用する生徒が多いです。

これも生徒任せでは、なかなか思うように続けてくれません。だから学習時間を決めたり、声掛けをしたり、抜き打ちテストをしたりとフォローをして、継続できるようにしています。

依存型人間になってしまわないでしょうか?

そうは言っても、フォローばっかりしもらっていたら誰かに依存しないと生きていけなくなりませんか?

誰かの指示がないと動けない人間にならないでしょうか?

こんな懸念を持たれるかもしれませんね。塾の面談などでも、ご相談いただいたことがあります。

大丈夫です。勉強や習慣づけのためのフォローをしてもらっただけで依存型、指示待ち人間にはなりません。

ジムでトレーナーをつけている人が依存型の人でしょうか?それどころか、目標達成のためにキチンと計画して実行力のある人が多いような気がします。(あくまでイメージですが)

誰かにフォローしてもらって目標を達成したことで、自信を持つことができるようになった。そして、次の目標に向かって前向きにがんばるようになった。
こんなことは、塾でいくらでもある例です。

誰しも苦手なことはあると思います。そこをフォローしてもらうだけです。

ぜひ、周りの力を上手く使って、やりたいことの習慣づけができるようにしてみてくださいね。そして、もしそれが失敗に終わったら次の作戦を考えましょう!「三日坊主は素晴らしい」のですから。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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