2018年03月17日
毎年、「大学通信」が行う調査の一つに、「就職力」の強い大学ランキングがあります。ランキングは1位から100位まであるのですが、上記の表では20位までを抜粋しました。
毎年、高いポイントを獲得するのが、明治大学、立命館大学などの就職支援の充実した大学。しかし、他方で就職に強いと言われているのが、石川にある金沢工業大学などの大学で、同校は面倒見のいい大学ランキング13年連続でトップをとる大学です。将来活躍できる技術者を輩出するだけの学力をつけるために、数学や理科の専門基礎学力をつけ、教員と生徒の距離が近いことなどが有名です。4年間の学びを通じて、真に将来につながる学力をつけることが、結果的に就職率を上げている要因になっているのではないでしょうか。
ここ数年、就職に関しては売手市場が続いています。しかし、昨今、就職市場では、優秀な海外籍の学生との戦いも一部では始まっています。海外籍の学生たちは、自分の専門的分野の知識のみならず、語学力にすぐれ、日本人にはないモチベーションの高さや、自己アピールのスキルがあります。今後、上場企業だけでなく様々な国内の企業が、個々の能力を見極めて、優秀な人材を獲得するために海外籍の学生へ門戸をひらいいていくような気がします。
大学選びは将来の進路につながる大きな選択です。理想的な大学選びがどんなものなのか、これは家庭の方針や、環境、個人の価値観によるものが大きいのではないでしょうか。もちろん、それぞれのお子さんが確固たる目標や、勉強したいことがはっきりしているのなら、そこにフォーカスした大学選びになるでしょう。しかし、はっきりとした方向性がみえていないお子さんが多数を占めるよに思います。
どんなことに興味があるか、それは将来どんな仕事に結びつきそうなのか、大学ではどんなことが勉強できるのか、大学以外の選択肢には何があるのか、人生の先輩である保護者が色々な話を日ごろから家庭内で行っていくことも、子どもたちの選択肢を増やすきっかけになるのではないでしょうか。
一部参考引用:東洋経済新聞
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