2018年08月01日
書き方の説明は理解できたけれど、それでも書けない…
読書感想文を夏休みの最後に残してしまわないために、作文が苦手でも書ける方法をお伝えしてきました。昨日、書き上げると言っておきながら3日目に突入です(汗)
それでも書けない。どうしたらいいのか分からない。教室にいる何人かの生徒もそんなことを言います。
その時、どうしているのかをお伝えしますね。
〇〇から書き始める
「どう書いていいか分からない」ってどういうこと?
「どう書いていいか分からない」
よく聞くセリフですが、具体的にどんな状態なのでしょうか?
おそらく、こんな感じではないでしょうか?
「書き始め一文目をどう始めたらいいのか分からない」
もしくは
「『私は〇〇という本を読んで△△と感じました』としか思い浮かばない」
聞こえたことを書いてみる
一文目の書き出しに「音」を持ってくるという方法があります。
読書感想文なら登場人物のセリフや、印象に残る場面に出てくる効果音をそのまま原稿用紙に書き写してみてください。
そして、その音の説明を書きます。
例えば…
「こからしばらくの間、勉強するのをやめてほしいのです」
大学受験に迷いを持つ主人公が言われたセリフです。受験生のアドバイスとして、あり得ません。何でこんなことを言うのでしょうか。このセリフを読んでから、次の展開が気になってしかたがありませんでした。 |
こんな感じですね。
感想以外を書いてもOK
読書をして、本の中に書いてあることやそれについて考えたこと以外を書いてもいいと思いますよ。
例えば…
「だまされたと思って真ん中まで読んでごらん」そんなことをいいながら先生は読書感想文を書くためにこの本を勧めてくれました。
(半分まで読んで面白くなかったら先生に文句を言ってやろう)そう思いながら読み始めたのですが… |
これは本を勧められたときに言われたセリフを書いてみました。そのセリフに対して自分が思ったことを素直に書けばいいと思います。
「だまされたと思って読んだけど、やっぱり面白くなかった」という感想でも構いません。
できれば、勧めてくれた人に何が面白いのかを質問すればいいですよね。そして、答えてくれた内容も感想文に書いてしまいましょう。文字数が稼げますよ(笑)
自分で気づかなかった面白さを知ったということですから、それも立派な読書感想文です。
ということで、「本を読んで、自分が思ったこと」以外でも、その本を読むことに関してなら、どんどん書きましょう。
昨日、書いてしまうと言いながら、第3弾になってしまいました。実は第4弾もあることが今、発覚しました。明日こそ読書感想文シリーズの最終回にしますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。