2018年07月18日
ブログ内容について質問をいただきました
「夏休み!勉強するぞ!!」と言う気持ちが長続きしない、ということ。そうならない学習計画の立て方を先日、書いてみました。
*『勉強しすぎ警報 ~失敗しない夏の学習計画~』
その翌日、夏期講習のお問い合わせをいただき、面談にいらっしゃった方から「計画を立てて、それを最後まで続ける方法」についてのご質問をいただきました。
そのときお答えした内容をご紹介します。
意気込みが続かない
その時は本気で「やるぞ!」と決めて始めたものの、ダイエットや運動のようになかなか長続きしないんですよねぇ。
身に覚えがあり過ぎて、エラそうにこんなことを生徒たちに言えた義理ではないのですが(汗)それでも恥じらいなく、ご紹介します。
未来アカデミーで毎年この時期から取り組んでいる方法、勉強を継続する方法です。
手前味噌、自慢ですが、この方法で勉強に取り組んだ生徒たちが、夏休み明けの模擬テストで偏差値10以上のアップも毎年のように出ています。
といっても、それほど大したことではありません。知っている方も多いと思います。でも「知っている」と、「している」、ひらがなにすると小さな「っ」一文字ですが大きな違いを産み出します。
気軽な気持ちで構いませんので、ぜひ試してみてくださいね。
夏休みの最後まで勉強をやりきる方法とは?
それでは、ご紹介します。夏休み明けに偏差値10アップを達成する学習方法はこれです。
「勉強した時間を記録すること」です。
え~、そんなん知ってるわ!
って思いませんでしたか?
多くの方が知っている方法です。しかし、これ本当に効果があるんです。
未来アカデミーの教室では受験生たちが学習時間の記録を貼り出しています。といっても簡単な記録用紙をに1日の学習時間を塗りつぶすだけです。
工夫といえば、科目別に色分けをして記録するくらいです。数学が水色、英語はピンク、理科は緑といった感じです。
色分けすることで見えるもの
色分けすることで、科目ごとの勉強時間の偏りをチェックすることができます。どの科目の勉強時間が足りないのかが、一目見るだけで把握できるということです。
実際に記録したものをご覧いただきましょう。これが昨年の受験生たちの記録です。
日付の右側の数字は、夏休みの学習時間を累計したものです。
これを見ると、手前の生徒は8月に250時間、一日平均8時間ほど勉強していることになりますね。受験生とは言え大したものですね。(自画自賛、スミマセン…)
ライバルの存在が学習時間を伸ばす
もう一つの工夫は教室に用紙を貼り出しているところにあります。横を見ると友達がどれだけ勉強しているのかが分かるんですよね。
それを見たからと言って、お互いに励まし合うようなことはありません。でも他の人の記録があるからこそ、「自分一人じゃない」という気持ちになります。それが孤独になりがちな個別指導塾の受験生たちを支えているんです。
実例でさらモチベーションアップ
そして、もう一声。「先輩たちは〇〇時間くらい勉強して、これくらい成績が上がったよ。で□□高校に合格!」というようなことも、それとなく伝えています。
もちろん、どの学年でも使える学習方法です。ぜひ、ご自宅でも取り組んでみてくださいね。
簡単なものですが、学習時間の記録フォーマットが欲しいという方は下記のフォーマットよりお問い合わせくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。