2018年07月12日
懇談前に質問を準備
個人懇談が始まりましたね。
今日は公立中学校での個人懇談で担任の先生に聞いておきたいことを書いてみます。
学校の個人懇談って一人10分~15分くらいですよね。次の人も待っているし、じっくりと話をする雰囲気ではないかもしれません。
だから、聞いたいことを厳選して、個人懇談に臨むようにしたいです。
個人懇談で確認したいことは…?
中学校の個人懇談で確認しておきたいことは「内申点について」です。
大阪府の公立高校入試では1年:2年:3年=1:1:3の割合で内申点が決まります。中学3年生でも、2学期と3学期でまだ4割も残されていることになります。
2学期、3学期と上手くすると内申点を少しでも上げることができます。1学期の個人懇談では、ぜひ内申点についてのアドバイスを担任の先生からもらってきてください。
自己評価と先生から見た評価
担任の先生にしてほしい質問は「どうすれば内申点は上がりますか?」です。
提出物の出し忘れが1つ2つあるかもしれません。また、ノートに書き漏れがあるのかもしれません。定期テストの成績が数点差で内申点が1段階変わることもあります。
自分で思っていることと、担任の先生から見た印象やチェックポイントは意外とギャップが大きいものですよ。
担任の先生を味方になってもらう
気になる科目があるなら、具体的な科目名を上げてもいいでしょう。その科目の担当が、担任の先生ならベストです。
内申点を決めるのは教科担当の先生の専権事項ですからね。
でも、担任の先生が内申点を決められるのは1科目のみ。担任の先生が担当する科目以外の場合はどうすればいいでしょう?
これは担任の先生に味方になってもらうのが一番です。
「行きたい学校があるんです」
「だから内申点を上げたいんです」
「でも、この科目はどうしたらいいのか分からなくって…」
「先生、この科目の〇〇先生に確認していただけませんか?」
こんな感じでお願いしてみてはいかがでしょうか?頼られて嫌な気分になる人は、まずいないでしょうからね。
通知表が「1」上がると、入試では10点上がる
さて、内申点を上げるために、個人懇談で質問してほしいことを書いてきました。でも、そもそも対策をしても、通知表の成績がたった「1」変わるだけ。なぜ、それなのにこんなことを書いてきたのでしょうか?
1科目の成績の変化が「1」だけなので大したことないと思われるかもしれませんね。では、内申点が「たった1」だけ上がると、どれだけ入試での合格・不合格に影響があるのでしょうか?
ご存知かもしれませんが、内申点は通知表の成績をそのまま入試の得点とたし算するわけではありません。大阪府の公立高校、普通科の入試では900点満点で合否が決まります。
通知表の成績が「1」上がったり、下がったりすると、900点満点中で最低でも6点変わります。中には10点変わる学校もあります。
もう懇談が終わってしまた場合は
すみません。記事を書くのが懇談初日になってしまったという失態…。でも、まだ挽回できます。
個人懇談が終わってしまっているなら、学校に電話してみてくださいね。「懇談で聞き忘れてしまったことがあるのですが…」と切り出せば、快くご対応いただけると思いますよ。
せっかくの機会なので、ぜひ担任の先生に聞いてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。